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【海外ドラマ】『HEROES/ヒーローズ』普通の人々に突如訪れた超能力と運命の交差点

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海外ドラマ『HEROES/ヒーローズ』紹介記事

 

 

 

あらすじ

HEROES/ヒーローズ』は、2006年からNBCで放送されたSFサスペンスドラマで、普通の人々が突然超能力を持つようになり、世界を救う運命に巻き込まれていくストーリーです。物語はアメリカ、日本、インド、メキシコなど世界各地を舞台に、異なるバックグラウンドを持つ登場人物たちが、超能力を覚醒させ、運命的な出会いを果たすことで徐々に交差していきます。

物語のキーポイントは、未来を描いた絵画に基づく「人類の絶滅」を阻止するため、各自の力を使ってその未来を変えようとする登場人物たちの戦いです。ヒーローとして覚醒する者、力を悪用する者、そしてそれを監視する謎の組織が登場し、物語は謎に満ちたサスペンスとアクションを繰り広げます。

キャスト

  • ピーター・ペトレリ – マイロ・ヴィンティミリア
    主人公の一人で、他人の能力を吸収する力を持つ看護師。自分の使命を悟り、世界を救うために奔走する。
  • ヒロ・ナカムラマシ・オカ
    日本からの登場人物で、時間を操る能力を持つ。ヒーローに憧れ、自らの力で世界を救うためにアメリカに向かう。
  • クレア・ベネット – ヘイデン・パネッティー
    再生能力を持つ高校生。どんな傷も治癒する力を持ち、事故や攻撃からもすぐに回復する。
  • サイラーザカリー・クイント
    他人の能力を奪うことで強化される危険な敵。主人公たちにとって脅威となる存在。
  • ノア・ベネットジャック・コールマン
    クレアの養父で、謎の組織の一員。娘の身を守るため、秘密裏に行動している。
  • マット・パークマン – グレッグ・グランバーグ
    テレパシー能力を持つ警察官。事件捜査でその力を活用しつつ、ヒーローたちと協力する。

作品のおすすめポイント

  1. 多様なキャラクターと超能力のバリエーション
    HEROES/ヒーローズ』は、超能力者の物語でありながら、登場人物たちの多様なバックグラウンドが物語に深みを加えています。日本人のヒロ・ナカムラアメリカ人のピーターやクレア、インドから来たモヒンダー博士など、異なる文化圏のキャラクターたちがそれぞれの能力を活かし、世界を救うために運命を共にします。各キャラクターが持つ超能力も、時間操作や瞬間移動、テレパシー、再生能力など多彩で、視聴者を飽きさせません。

  2. サスペンスとミステリーが絡み合う緻密なプロット
    シーズンを通じて謎が少しずつ解き明かされるプロットが秀逸です。特に、未来の破滅を予知する絵画や、謎の組織の存在、サイラーという強大な敵との対決が物語にスリリングな展開をもたらし、次のエピソードが気になる展開が続きます。

  3. ヒロ・ナカムラという日本人キャラクターの存在
    日本人キャラクターであるヒロ・ナカムラは、特に日本の視聴者にとって親しみやすい存在であり、その純粋でコミカルなキャラクターは、海外でも大きな人気を博しました。ヒロが使う時間操作やテレポーテーションの力が物語のカギを握る重要な要素となっており、彼の成長と冒険がドラマの魅力を高めています。

  4. 圧倒的なビジュアルとエフェクト
    各キャラクターの能力をビジュアル的に表現するCGや特殊効果が優れており、特にピーターが他の能力を吸収して戦うシーンや、ヒロの時間停止・瞬間移動シーンは、迫力があり視覚的に楽しめる要素です。また、アクションシーンやドラマティックな演出も魅力の一つです。

海外や日本での作品の評価

HEROES/ヒーローズ』は、放送当初、アメリカをはじめ世界中で非常に高い評価を得ました。特に、スーパーヒーローをテーマにしながらも、リアルな世界観とサスペンスフルなストーリー展開が新鮮で、ヒーローものの枠を超えたエンターテイメントとして受け入れられました。

日本でもヒロ・ナカムラの人気が高く、彼の冒険が日本の視聴者に強い共感を呼びました。作品のテーマや多文化共生が反映されており、特に多様なキャラクターが活躍する点が日本でも評価されています。

作品のトリビア

  • ヒロ・ナカムラの「ヤッター!」
    日本人キャラクター、ヒロ・ナカムラが能力を発現した時に叫ぶ「ヤッター!」というセリフは、世界中で有名になり、ヒロの象徴的なフレーズとして広く親しまれました。

  • 急激な人気の上昇とその後の失速
    シーズン1は非常に高い評価を得て大人気を博しましたが、シーズン2以降は脚本の複雑化や物語の進行の遅さが指摘され、評価が低下しました。それでも、シリーズ全体でカルト的な人気を誇っています。

  • 日本のロケ地も登場
    ヒロ・ナカムラのエピソードでは、日本が舞台となるシーンがあり、実際に東京や日本の風景が登場します。日本の文化や言語がリアルに描かれ、日本の視聴者にとって親しみやすい部分となっています。

  • リブート版『HEROES REBORN』の制作
    2015年には、『HEROES』の続編として『HEROES REBORN』が制作されました。新しいキャラクターたちが登場する中で、ヒロ・ナカムラをはじめとするオリジナルのキャラクターも登場し、ファンにとっては再び楽しめる内容となりました。

まとめ

HEROES/ヒーローズ』は、突然超能力を持った人々が、自らの力をどう使うべきか葛藤しながら運命に立ち向かうスリリングなドラマです。多様なキャラクターが登場し、各自の背景や能力が複雑に絡み合いながら、壮大な物語が展開します。特に、ヒロ・ナカムラを中心とした日本の視点がユニークで、国内外問わず多くのファンに愛され続けています。

 

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